2015年7月1日水曜日

リーダーを育てる

季節は、場所は川辺、と言ったらもちろんバーベキュー.





楽しいバーベキューの中にも、例えば、こんな場面を見た事があるのではないでしょうか。



「蚊がたくさんいてやだー」

「肉が固くて噛み切れないー」

「海の方がよかったー」




いわゆる、文句というやつです。

そして、この文句の裏には「準備をした側の人」への配慮がありません。

当然、準備をした側の人はこれを聞いて責任を感じます。



場所を決めたのは自分です。

お肉を買ったのは自分です。

バーベキューを選んだのは自分なのです。



これはバーベキューの話だけではありません。


「準備する側」と「それにただ参加する側」では当然、当事者意識に差が出ます。


準備側は「どうやったらこの会が良くなるのか」を常に考えるのに、参加する側はそれを「評価」するだけです。

大変な思いをしてご飯を作るお母さんと、それを食べる子供、の一般的な関係に似ています。


では、なぜそのような自分勝手な考えが起きるのでしょうか。




それは、準備をする側の経験が圧倒的に少ないからです。

つまり、リーダーの経験の差です。


リーダーとは、単に段取りを仕切る人、だけではありません。


参加者の意向を読み取り、場の調停をはかる力も必要です.


そう、「相手の気持ちに立てる人がリーダーになるのです。





このような人達は例え自分が「参加する側」という立場でも「準備する側」と同じ動きをします。

だから、最終的にリーダーに抜てきされるのです。




最近、国語の授業で

「一人が言葉だけである図形を用いた絵を説明し、他の人にそれを書かせる」

というゲームしています。

もちろん、このゲームによって培われる力はたくさんあります。


言語化能力、論理的思考力、想像力…


ただし、一番の目的は他にあります。


それは、「教える側」の立場の経験です。


みんなの前に出て、図形を説明する生徒には、問答無用で質問が飛んできます。



丸は上の方ー?」

「三角の大きさはどれくらい?」


「その四角ってガリガリ君くらいの大きさー?」



時には同じタイミングで、4つ5つの質問がマシンガンのように耳を貫きます。

「一人一人説明してー!」

「聞こえない!」


「静かにしてー!!!」



そして終わった後、疲れ果てた顔で、こう言います。



「教えるのって大変なんだね。」

「虹 画像」の画像検索結果



リーダーはどうやったら育つのか。

色々な方法があるとは思いますが、

その一つに「準備をする側」の経験をたくさんさせる事、と考えています。

子供に「家族の誰よりも早く起きて、朝ごはんを準備」させれば、お母さんの大変さを知ります。

旅行先を提案させ、予約を任せ、しおり作りをさせれば、リーダーの大変さを知ります。

その後の行動が変わります。



それが、そっくりそのまま、社会で必要とされる力に繋がっていくのではないでしょうか。